カンナ

       線路に耳を当てし日や花カンナ        遠き日の夜汽車の記憶赤カンナ        わかんないこと多過ぎて花カンナ        徘徊の気づけば咲ひてゐるカンナ カンナは六月にはもう咲いていたのではなかろうか。百日紅も長いこと咲いてるけ…
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残暑・秋色・ダチュラ

       のら猫の葉陰に潜む残暑かな         木漏れ日の茶トラなほ秋色に染む        鉢植の水びたしなる残暑かな        買って来て忘れしままの残暑かな        秋暑し囲碁うつ音の鈍さかな        秋暑し…
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秋の声

              のびやかにパンパスグラス空を掃く        「母ちゃん」と子の澄みし声秋の空        ポストから取り出す便り秋の声        寝返りの蕎麦殻まくら秋の声        遠く鳴る夜のシグナル秋の声     …
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トマト・台風・秋暑し

       心臓を食ぶるホラーやトマト食ぶ        子ら歌ふ上から下からトマトと        過ぎるまで寝てまた起く夜の台風        台風に強がり言って寝れぬ夜        台風や鉢植とりあへず隅に        日本列島なほも気になる台風過 …
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夜の秋・萩の声

 二三日、秋を感じられて涼しかったのだけど、また夏に戻ってしまった気温となりました。台風の影響でしょうか、昨日は特に不快な暑さでした。でも、夕方に虹を見ました。アーチ全体が見えると良かったのに、端っこだけでした。夜のニュースで、「甲子園に虹が…」と言うのを見て、不思議な気がしました。この町の虹が、甲子園でも見えたということが僕の小学生レ…
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へくそかづら

 のびのびとフェンスに絡みついてた、へくそかづらの花を撮って来たのでいくつか詠んでみました。 古くからすでに「屎葛(くそかづら)」と呼んでいたようです。初めでしょうか、万葉集に詠まれてあるようです。スゴイですね。誰が名付けたのでしょう。「灸花(やいとばな)」と言う名はその後に付けたのでしょうか。へくそかづらではあんまりだと思って。俳句…
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涼新た・かたつむり・夏終る・終戦日

             薬飲み水飲み干して涼新た       涼新た電池入れ替ふ万歩計        跳ねさうな鮮魚の鱗涼新た        書き初むるさらのノートや涼新た        挽きたてのコーヒー淹れて涼新た        追憶の葉裏めく…
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鳳仙花つまくれなゐ

 ほうせんかをプランターに植えたことがあります。育てやすい丈夫な花だったように思い出します。今年も植えようと思って種を買っておいたのに、袋をどこにしまったか忘れて探しても見つからずにとうとう時期を逃してしまいました。よくあることです。 鳳仙花と言えば、島倉千代子の歌を思い出します。        千代子器用に生きられず鳳仙花…
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百日紅・残暑・初風

 百日紅は名前のように百日咲くのかは知らないけど長いこと咲くのでしょう。夏に咲いてるのと、涼しくなった秋に咲いてるのと、雰囲気がまた違いますね。夏の青空と、秋の高い空気の澄んだ青空の下とでは。 高い木が多いのであまり注意してよく見たことはないのですが、先日、傍を通ったらほのかにいい香りがして、「百日紅て良い香りがするんだ。」と初めて気…
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秋風と椿の実

       ゴム紐の帽子を煽る風は秋        おむすびと秋風を食む山の上        秋風の便りのごとく雲一片        秋風の通り抜けゆくシャツかな        秋風の香り呑み干すコップ酒        秋風に心を開く引きこもり        秋風…
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青柿と青い花

       渋柿を齧って歪む地球かな  青柿も、まだ硬く青々したものもあれば、ほんの少し色づいて来たものもありますね。八月、子どものころ夏休みに僕らが齧っていた小ぶりの柿をネットで検索してみたけど見つからなかった。うっすら色づいて来ていて齧ると黒いゴマがいっぱいだった。種は多かったけど、柿特有の味がした。川で泳いで帰って…
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初秋と秋風とコーヒー

 今日は「小さい秋」を探しに、野を歩き回りました。 ほんのり色づき始めた青柿もありました。一つ齧ってみようかと思いましたが止めておきました。渋柿かもしれないので。一昨年、齧った苦い経験があるのです。舌が歯茎が歯が、口中がひん曲がってしばらくどうにもならずに「ペッペッ」してやっと渋味が去ったことを思い出します。「でも、渋て体に良いんだよ…
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団扇・西瓜・長崎忌

       逝きし弟を背に少年の気丈長崎忌  今日は「長崎原爆の日」ですね。それで、「焼き場に立つ少年」を詠んでみました。「弟を背に」では意味がないので、どうしても背中の弟がもう死んでることを詠み込みたく思い長くなりました。上5は長くてもOKと言うことなので。 戦後生まれですが、子供の頃はまだ戦争のアトが漫画に、ラジオテレ…
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綿の花・犬枇杷

       息切れて散歩やすめば綿の花        見渡せど誰もゐなくて綿の花        綿咲くや若き日のこと忘れゆく        コットンと耳鳴りのして綿の花        増え続く老々介護綿の花  {%だってぇhdec…
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晩夏光・今朝の秋

       地上絵を跨ぐわが影晩夏光        わが足の影長々と晩夏光        (実際のナスカの地上絵ではありません。短い僕の足もスゴイ!^^)        言はれれば風を感じる今朝の秋  今日は「立秋」ですね。それに合わせたように、連日の猛暑よりも1,2度低い日とな…
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秋隣・夏の果・油蝉

       幼子の疑ふひとみ夏の果        夏逝くや今日も子供が泣いてゐる 去年の秋頃のこと。散歩をしてたら近くの幼稚園からCDの童謡(子どもの歌)でしょうか、歌が聴こえて来て耳を傾けてみていて驚きました。 それは、歌詞の内容にです。詳しくはもう忘れたけど「知らない人に声をかけられても付いて行かない 友…
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風鈴と、秋を待つ

       鳴りもせぬ風鈴や寄る辺なき老い  ある老人のドキュメント番組を見た後で詠んだけど、まだ推敲不足ですね。 気がつけば、見渡せば、年寄りが追いやられて行く世の中になっているようです。だんだんと、だんだんと。若い頃、会社の先輩が「将来、日本も医者に診てもらうのがタダになるんだ。」とテレビかラジオで聴いたことを嬉々とし…
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打水、誘蛾灯、冷蔵庫

       打水のはんなり交はす京ことば        魚屋の主きびきび水を打つ        料理屋の打水をして待つ陶狸        打水のアルミに映る金物屋    八月も今日は四日です。あと数日で立秋です。が、今年は特に暑すぎてまだ当分の間はそんな気分になれません…
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君あてに暑中見舞スイスにて

       絵葉書を選ぶ楽しさ夏見舞        絵葉書はマッターホルン夏見舞        ヨーデルの歌声添ふる夏見舞  僕は今、クールの市街にある教会に来ています。汚れた心を清く正しくリセットするために。 マッターホルンを見上げる牧場で愉快なおじさんの楽しいヨーデルを聴いています。 僕もお返しに知ってる…
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